ホームページ制作の相談で、よく出るのが「何を用意すればよいですか」という質問です。文章も写真も完璧にそろえてから相談しようとすると、準備だけで止まりやすくなってしまいます。
最初に必要なのは完成品ではなく、用意できるものと、まだ決まっていないものを分けることです。 このページを確認表として使いながら、今どこまで準備できているかを見ていきましょう。
1 事業の基本情報
まずは、サイト全体で繰り返し使う基本情報からそろえます。ページごとに表記が違うと、見る人が迷いますし、公開後に直す場所も増えてしまいます。
基本情報のチェック
- 屋号または会社名の正式表記
- 代表者名
- 所在地または対応地域
- 営業時間と休業日
- 電話番号やメールアドレスの公開可否
- 問い合わせを受け付ける方法
まだ決まっていないことは、無理に仮の内容で埋めなくて大丈夫です。「公開前に決めること」として分けておきましょう。公開しない情報まで用意する必要もありません。
電話番号を掲載しない場合は、問い合わせフォームなど、代わりの連絡方法を分かりやすく案内しておきましょう。
2 サービスを説明するための原稿
文章は、きれいな言い回しより事実が先です。誰に、何を、どこまで提供するのかが分かれば、そこから掲載用の文章へ整えられます。
サービスごとに必要な内容
- サービス名
- どんな人に向いているか
- 具体的に行うこと
- 料金または見積もり方法
- 納期や対応期間の目安
- 料金に含まれないこと
料金が同じでも、含まれる作業が違えば、きちんと比べることはできません。金額だけを見るのではなく、作業範囲と確認方法も一緒に整理しておきましょう。
茨城県を拠点に全国オンラインで対応するKohirino Studioでは、Web制作の3プランを100,000円・200,000円・300,000円から用意し、修正枠を合計5箇所・10箇所・15箇所と分けています。料金や制作範囲はサービス・料金のように、条件と一緒に掲載します。
3 写真と画像素材
写真は、枚数より役割で考えます。何となく雰囲気のよい写真を集めても、伝えたい内容と結び付かなければ使いどころがありません。写真は多ければ安心、というものでもないんですよね。
優先して用意したい写真
- 代表者や担当者の写真
- 店舗、事務所、作業場所の写真
- 商品やサービス提供中の写真
- 完成物や制作実績の写真
- ロゴの元データ
人物写真は、明るさや背景が異なる候補を何枚も送るより、掲載してよい写真と使いたい場所を決めておく方が選びやすくなります。
実績写真やお客様の写真は、掲載許可を確認してから渡してください。 ファイルが手元にあることと、ホームページで公開できることは別です。
画像には「どこで何を伝えるために使うか」を一言添えると、不要な大画像や同じような写真の反復を防げます。
4 信頼につながる事実
ホームページに「丁寧に対応します」と書くだけでは、なかなか違いが伝わりません。実際の経験や数字があれば、確認できる範囲で整理してみてください。
掲載候補になる情報
- 営業年数や経験年数
- 資格、許認可、所属
- 対応件数や制作実績
- 対応地域
- 実際の仕事で大切にしている判断基準
数字は大きく見せるためではなく、説明を具体的にするために使います。根拠が確認できない数字や、別事業の実績を同じ事業の実績に見せる表現は使いません。
公開できる事実が少ない場合は、制作の進め方や確認基準を具体的に説明する方法があります。 よくある質問も、相談前の不安を減らす大切な材料です。
5 ファイルを渡す前の整理
素材を渡すときは、ファイル名だけでなく「正式に使うものかどうか」も分けておくと、取り違えを防げます。
おすすめの分け方
- 正式に使う素材
- 候補から選んでほしい素材
- 雰囲気を伝える参考素材
- 公開してはいけない確認用素材
「logo-final」という名前でも、finalが二つ三つと増えることは珍しくありません。日付や用途を添えて、古い案は別フォルダへ分けておくと安心です。
素材を送る前に
パスワード、顧客の個人情報、契約書、公開許可のない写真は、通常の制作素材と一緒に送らないでください。必要な場合は、安全な共有方法を先に決めます。
素材が不足していても、足りない項目が分かれば次の準備を決められます。
よくある質問
原稿や写真が全部そろっていなくても相談できますか?
はい。完成した素材を最初からそろえる必要はありません。手元にあるものと、まだ必要なものを分けるところから始められます。
お客様や制作実績の写真は、そのまま渡してもよいですか?
ホームページへの掲載許可を確認してからお渡しください。手元にあることと、公開してよいことは別に考える必要があります。
まとめ
ホームページ制作の準備物は、事業情報、サービス原稿、写真、信頼につながる事実の4つに分けると整理しやすくなります。全部を完成させてから相談しなくても大丈夫です。
まずは手元にあるものと、まだ足りないものを分けてみてください。公開できるか分からない素材は、正式素材とは別にしておきましょう。準備の進め方から相談したい場合は、無料相談・お問い合わせで今そろっている内容をお知らせください。


